寂観とは
About the Jakkan
茶会
― 静寂の深部へ、六感で香る、観る
生と死の間にある境地 “寂” を静かに味わう。
目に見えぬものがおのずと転写され、伝播していく。
命は運ばれ、一体となっていた。
場の中心にあるのは――“食”。
誰もが日々必ず通る“食”という営みを介して、
五感は眠り、第六感が花ひらく。
一口ごとに、
感覚の深層へ。
一呼吸ごとに、
内なる“寂”とつながる。
寂観。
私たちはそう名付けた。