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立体曼荼羅ネックレスができるまで

 

 

ちょっと怪しい話ですが

未来の自分や過去の私に出会す体験を

幾度となくしてきました。

 

絵:大瀧冬佳

 

元々、私がジュエリーを始めたキッカケは

絵の具の色では表現しきれない「光の世界」を

ダイヤモンドでなら表現できるのではないか

と思ったことです。

 

軽井沢に引っ越してきた日の朝、

一面が美しい銀世界に染まっていました。

 

ハラハラと舞い散る雪に

陽の光が反射して

息を飲む美しい光景に胸が打ち震えました。

 

 

 

それは...閉鎖病棟に入院していた時や

母が危篤状態に陥った10日間に見た

光の世界でした。

 

 

2020年に

京都の東寺「立体曼荼羅」の大日如来の前に行ったとき

天からたくさんの情報が私の中に

直接ダウンロードされてきたのですが

そのときこのようなX ,Y,Zの軸と円が交錯した

「私たちの意味」がありました。

 

 

 

真ん中の赤い点が私たち一人一人を含む物質です。
この図はエネルギーが物質になる理由を表しています。

当時はなんのことか

さっぱり分からずそこから月日が流れ

私はジュエリーを手がけるようになって2年。

 

 

「あれは、多次元に存在する自分にアクセスする

『パスワードもしくは構造そのものなのではないか』」

と直感しました。

 

 

なぜなら、過去の私や未来の私に会った時は

この光の円錐を通過していたし

その時の自分の状態はこの図と同じ状況だったからです。

偶然の一致にしてはピッタリすぎて

「これは!よく分からないけど
作らねば!!!」と思いました。

 

過去現在未来の移動を
タイムレスツアー(時間のない旅)と呼び

他次元の移動を
パラレルリンク(平行世界との繋がり)と

仮に呼ぶことにします。

 

このジュエリーは
タイムレスツアーとパラレルリンクが
起こっている時の状況を説明するのに

製作してみることにしたと言う経緯があります。

 

 

 

 

ジュエリーのデザインとして起こしてみたのが

こちらになります。

 

 

 

 

実際に製作がスタートし

最も適切な石を探していると

ピッタリな特別なダイヤモンド!!!

(参考記事:ダイヤモンドは小さい方が美しく輝く

こちらが私の前に現れました。

 

 

3D CGでの原型作成図がこちらです。

 

正面図

 

上図

 

横図

 

X、Y、Zの軸が交錯する中心点に

「私」がいて

「地球」があって

「宇宙」が存在している。

 

そんなコンセプトでデザインしました。

この真ん中にいるからこそ

タイムレスツアーもパラレルリンクも

当たり前に起こるような気がします。

 

本来、このようなデザインですと

球体のペンダントトップは真正面を向かず

やや上向きに傾いた着用イメージになります。

 

ダイヤは真正面を向かない可能性がありますが

私はファッション性よりもそこに込めた意味を優先し

  • とにかくド真ん中へダイヤセッティングし
  • 大きさよりも対称性を重視したカットのダイヤをセレクト
  • 「光」を表現するため輝き重視のメレダイヤをセレクト
  • 中心であることを意味するための球体デザイン

でデザインしました。

 

 

この中心ポイントに自分の意識を存在させると

自分の魂を中心とした天地に

光の円錐が螺旋のように降り注ぎ

過去未来、多次元へアクセスしていたように

思うのです。

 

 

これは誰の身にも起こるのですが

きっとこの今の目の前の現実に

逃げずに向き合うフェーズがあったり

 

さらにその背後に存在する意図を

汲み取る洞察力や真摯な姿勢が

この現象を生むのではないかと思っています。

 

 

 

このような神秘的なデザインの

ジュエリーを作りはしましたが

あくまでも本体はそれぞれの中に存在しており

 

このジュエリーは

お守りでもエネルギーに関する特別な

何かでもありません。

 

ジュエリーはあくまでジュエリーです。

つけてくださる「あなた」を中心に考えて作りました。

 

 

 

このネックレスを見るたび

つけるたびに

 

自分が世界の中心であり

今この瞬間への集中を思い出すとか

自分に回帰するとか

創造主である支えになってくれたら

いいなと思っています。

 

 

 

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